EH 23320.
これらの口金は、フローティングクランプ(23320.0008、23320.0012、23320.0014)用です。
上口金 (23320.0054, 23320.0056 、23320.0058 - 図 1-3) は、より厚みのあるワークをクランプするのに使います
上口金のM 8ネジ穴 (23320.0154 / .0156 - 図4 、5)を使えば、色々なアタッチメントを取り付けることができます
ピボット付下口金 (23320.0148 - 図 6) は、鋳物の抜き勾配に対応できます
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詳細情報
クランプ爪
ボール
フローティング・クランプの締め付けトルクは、状況に応じて調整してください。口金によっては、ワークとの接触面が少なくなるため、ワークへのクランプ圧に注意を払う必要があります
2011/65/EUと2015/863指令に適合しています
0.1%(質量%濃度)以上の高懸念物質(SVHC)は使用していません-2024年6月27日SVHCリスト対象.
プロポジション65の指定物質は含まれていません
https://www.P65Warnings.ca.gov/
本製品は、コンゴ民主共和国や隣国地域から産出されるチタン、錫、金、タングステンなどのいかなる「紛争鉱物」に由来する物質を使っていません.
フローティングクランプは、加工中のワークが振動することにより、表面にびびり跡が付くことを防止します。フローティングクランプは、追加のクランプ機器として、3点クランプの他にサポートが必要な場合に使えます。 これにより、クランプ箇所が過剰になることはありません。
フローティングクランプは、一次加工においてワークの曲がり、振動を抑制するために、追加のクランプとして使うことが可能です。これにより、ワーク表面の仕上がり、工具寿命を画期的に改善します。確実な加工品質をこのようにして保証します。
赤色のフローティングクランプは、ワークのクランプと位置固定を同時に行います。青色のフローティングクランプは、クランプと位置決めを別々に行います。後者は、主に薄く、不安定なワーク用に使います。
ワークをサポートすること以外に、フローティングクランプは、上下の口金でワークを掴むことが出来ます。
フローティングクランプは、ばね力を使ってワークに、常時同じ力でコンタクトします。これにより、ワークの曲がりを無くすだけでなく、ダイヤルゲージを使い、面倒で時間のかかる治具セッティングが不要となります。さらに、コンパクトで使い勝手の良いことを特筆できます。 そして、マシンテーブルに固定することで、最大限の安定性も担保しています。
フローティングクランプには、首振りの角度と高さを規制できるスリーブガイドが付いていますので、決められたクランプ位置に戻すことが可能です。
ワークをクランプする際に、最大許容トルクに気を付けて使う必要があります。この仕様値は、スリーブに印刷されていますが、カタログでも確認することが出来ます。また、大量のクーラントを フローティングクランプに使う場合には、本体内部に腐食が起きないように気を付ける必要があります。
フローティングクランプ(23320.0008/ 23320.0010)のコンタクト力は、約18~42Nです。他の型式(3320.0012/ 23320.0014)の場合は、約19~27N、23320.0016は、約73~99 Nとなります。
フローティングクランプは、標準品以外の口金を取付けることは可能です。しかし、その長さは物理的な制約により限定されますが、何よりも、その材質の機会強度に左右されます。オーバーハングが73 mmの口金は実現可能ですが、ユーザー製作の場合は正常に機能するか保証出来ません。 青色のフローティングクランプには、長い口金をカスタム製作して繊細な曲がりやすいワークに使うことを推奨します。 この場合、上下口金の取付ボルトは、それぞれ 10 mm、9 mmの深さまでねじ込むことが大切なポイントです。 カタログ記載の口金に関する組立などの指示情報を守るようにお願いします。
フローティングクランプは、メンテナンスフリーですので特別に清掃等は不要です。しかしながら、外観の目視チェック、機能テストを定期的に行うことを推奨します。
大抵の場合、修理することは可能です。修理のご依頼は、弊社までお問合せ下さい。
フローティングクランプは、全ての治具システムに使うことが可能です。2種類のフローティングクランプM12か M16から選択して下さい。フランジ付のフローティングクランプでは、取付方法を増やしています。 この方法については、各フローティングクランプのカタログを参照して下さい。